揺らぎを写す│雨の日の紫陽花

エッセイ

そうか、台風か…
強い風と、窓やコンクリートの地面を打ちつける、雨音で目が覚めた。

今日は何も予定を入れなかったから、ベッドから起き出すのが少し遅くなった。
いつもよりぐっすり眠れたような気がする。

スマホにいくつもの通知が残っている、どうやらアラームに気づかなかったようだ。

電気はつけない、薄明かりがちょうどいい
少し遅くなった朝食を済ませて外へ出てみた、といっても家の前まで。

紫陽花が大きく揺れている。
自宅に戻り、カメラを持ち出し、雨風に打たれながらも美しく耐える紫陽花を撮影した。

この花たちは、雨が過ぎればまた光り輝く
紫陽花は強い花だ、私も彼らを見習い強くありたい。

雨の日は、感情が揺れやすい、良くも悪くも
今日は気分が良い、よく眠れたから、だろうか…

そんな中、一通のメールが届く
あまり良い知らせではない。

さっきまでの穏やかな感情が、ざわめきへと変化していく
美味しい料理を作る予定が、素っ気ないパスタになった。

食べ終えたところで、noteからの通知が届く

思わず、クスッと笑ってしまう返信に救われ
つい、返信に返信してしまった。

人の後ろ側には、何があるかわからない
いつも楽しい話をして、笑っている人ほど、苦労があったりする。

それでも、今日救われた思いはきっとこの先も心に残るだろう
私も誰かにとって、そんな存在でありたいと思う。

私にとって「揺らぎ」とは、不安定さではなく変化の美しさです。

雨の日の紫陽花は、光や水滴によって表情を変えます。

私たちの心もまた、季節や風景に触れながら静かに動いています。

変わり続けるからこそ、その瞬間にしか出会えない美しさがある。

今回の写真には、そんな「揺らぎ」を写し込みたいと思いました。

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